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アクアモザイク

月刊誌「天穹」
  令和八年 四月号

主宰詠

人品のにほふ句集や冬の梅

追悼文書く手悴む夜の机

「好日」の軸一茎の水仙花

​落書に才の片鱗梅早し

​面影を追うて余寒の古書の街

           屋内修一 

前主宰詠

百寿卒寿も初富士見むと屋上へ

元日や廊下言祝ぐ「春の海」

重詰赤飯ワイン少々昼の酔ひ

車椅子のひとも連れ立つ初詣

​中庭の散歩自由に年新た

           佐々木建成 

風悠

道問ふに人を選びぬ成人祭

華やぐや銀座にふぶく春の雪

子に残す荒れたる田畑余寒なほ

​のどけしや今し引く文字また引きて

​成り行きに任すほかなし猫の恋

           山口美智

副主宰詠

山襞の折目厳しき初山河

風に鳴る祠の扉野水仙

​悴む手悴む母の手が覆ふこお

           籠田幸鳴

天穹俳句会

    (てんきゅうはいくかい)

〒343-0805

埼玉県越谷市神明町2-196-8

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